消防設備法定点検

消防設備が設置されている建物は半年に1度、消防設備点検が必要です。
消防設備とは、消火器や火災報知機、消火栓、誘導灯、避難はしごなどのことをいいます。
滅多に使用するものではないため、定期的な点検と維持管理が消防法で義務付けられています。
主な点検項目
消火器

消火器の不良・破損などがなく、正常に動作可能か、指定の位置にあるかなど点検いたします。
警報設備

自動火災報知設備 感知器点検
火災が起きた時、人がいない場所でも即時に感知を行える、各種感知器の点検をします。

自動火災報知設備 受信機点検
各感知器の情報を、正確に受信できているか、正しく反応をしているかを点検します。

非常放送点検
火災が起きた時、施設内に避難を呼びかけるときなどに使用する、非常放送装置の点検をします。
消火設備点検

屋内消火栓 ポンプ点検
消火栓に水を送るためのポンプの点検をします。
老朽化による、破損ひび割れや、水圧の低下などがなく、問題なく各階の消火栓へ配水できることを確認します。

放水試験
実際に放水することで、水漏れなどなく、水圧・流量を確認し、ピトー管など各種機器が問題なく作動しているかを確認します。
避難設備他

避難器具点検
緊急時の避難用はしごなど、避難器具に問題がないか、最新の消防法に合っているかを点検します。

誘導灯点検
非常口などの避難誘導灯が問題なく灯火しているか、汚れなどで見えにくくなっていないかなどを点検します。

各種耐圧点検
消火栓など、主に水を使うもので、老朽化や破損などで圧力に対する耐久性が落ちていないかを点検します。